相続問題

  • 2013.11.14

    【法律情報】婚外子の法定相続分違憲判決について

    1 民法900条4号但書前段の規定 民法900条4号但書前段(以下、「本件規定」といいます。)は、法律上婚姻関係にない両親から生まれた婚外子(非嫡出子)の法定相続分を嫡出子の2分の1と定めています。 この規定が、法の下の平等を定めた憲法14条に違反するのではないか。 これが婚外子の法定相続分の問題です。   2 これまでの判例の立場 この問題に対し、最...

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  • 2013.07.25

    【法律情報】相続と葬儀費用

    1 はじめに 遺産分割に際し、故人の葬儀費用を誰が負担するのかが問題になることが多々あります。 故人の葬儀費用、果たして誰が負担すべきなのでしょうか。 2 一つの考え方 (1)参考になる裁判例 この問題については、見解が別れているところではありますが、参考になる裁判例として、名古屋高等裁判所平成24年3月29日判決があります。 (2)葬儀費用の分類 同判決は、...

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  • 2013.06.24

    【法律情報】被相続人の預金口座の取引経過開示請求

     1 はじめに 被相続人の遺産について相続人間で遺産分割を行うためには,被相続人名義の預金口座の情報が必要となります。 従前,金融機関は,被相続人名義の預金口座について相続人から問い合わせがあった場合,一般的に次のような対応をとっていました。 まず,預金の有無や残高については,相続人であることが確認できれば,情報を開示していました。 これに対して,預金口座の取引経過について...

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  • 2013.06.21

    【法律情報】相続と祭祀承継

    1 祭祀財産(系図,祭具,墳墓)の承継 祭祀財産(系図,祭具,墳墓)の承継については,相続とは別のルールが規定されています。 これらの財産は,祖先を祀るという観点からは,他の財産と同様に,遺産分割協議の結果によって分割してしまうことはなじまないからです。 具体的には,民法897条で,「祖先の祭祀を承継すべき者」が承継すると規定されています。 2 祭祀承継者の順序 祭祀...

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  • 2013.06.13

    【法律情報】遺留分減殺請求について

    1 遺留分減殺請求とは 「遺留分」とは,被相続人が有していた相続財産について,その一定割合の承継を法定相続人に保障する制度です。制度の目的は,相続人の生活の保障にあるとされています。 被相続人が贈与や遺贈などにより財産を処分した結果,相続人が現実に受ける相続利益が法定の遺留分額に満たないときに,遺留分が侵害されたとして,財産の取戻しを請求することができます。これを「遺留分減殺請求」とい...

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  • 2013.06.11

    【法律情報】遺産分割における死亡退職金の取扱い

    1 退職金,死亡退職金とは 退職金とは,労働者が勤務していた会社を退職した場合に,会社から支払われる金銭のことをいいます。このうち,労働者が在職中に亡くなった場合に支払われるものを,「死亡退職金」といいます。 2 死亡退職金の取扱い ア 「夫が亡くなり,妻に死亡退職金が支払われた。」という事例で検討してみましょう。 この事例において,被相続人の長男が,被相続人の妻に対し,法定相...

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  • 2013.04.15

    【法律情報】遺産の集中について

    相続が発生した場合に,特定の相続人Aに遺産を集中させる方法としては,次のものがあります。 1 遺産分割協議 相続人間での話し合いによって,遺産を分ける方法です。 法定相続分(民法上定められた相続分)を前提に,遺産の種類,各相続人の年齢,職業,経済状況等様々な事情を考慮して行います。   2 相続の放棄 A以外の相続人が全員相続放棄すれば,残る相続人がす...

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  • 2013.04.14

    【法律情報】遺産の評価について

    1 はじめに 遺産分割は,被相続人(亡くなった人)の遺産を,相続人間で公平に分配するための制度なので,その前提として,遺産の価値を正しく評価する必要があります。 相続開始時点(=被相続人の死亡時)から,遺産分割までの間までに相当期間が経過している場合も少なくありません。その間に遺産の評価額が上下する可能性も十分考えられ,結果として不公平な遺産分割となるおそれがあります。 そのため...

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  • 2013.04.12

    【法律情報】相続人と相続分

    1 相続とは 人が亡くなった場合に,その人の持っていた財産上の権利や義務を親族が全面的に受け継ぐことを「相続」といいます。亡くなった人を,「被相続人」,その人から財産上の権利や義務を受け継ぐ親族を「相続人」と言います。 なお,相続が発生するのは,人が亡くなった場合がほとんどですが,長い間,生死が不明であったり,災害等に遭って,生死が不明であったりする場合には,家庭裁判所に申し立てること...

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  • 2013.03.02

    【法律情報】相続放棄とは

    1 相続放棄とは 相続放棄とは,相続人の意思により相続そのものを拒否することをいいます。 相続放棄がなされると,他の相続人の相続分は,放棄者が初めからいなかったものとして算定されることになります(民法939条)。 相続放棄は代襲原因にはなりません。例えば,Aが死亡してAの相続人Bが相続放棄をした場合に,Bの子CがBに代わってAの相続分を相続することはできません(民法887条2項)...

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